逮捕、起訴、書類送検、それぞれの意味は?

雑学
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テレビなどのメディアで、日々見聞きする「逮捕」「起訴」「書類送検」といったワード。なんとなく悪いことだということはわかりますが、具体的にどのような行為を指すのかは意外と知られていなかったりします。ここでは逮捕、起訴、書類送検のそれぞれの意味について、詳しく解説をしていきます。

逮捕とは

まずはわかりやすい逮捕から。逮捕については皆さんもイメージできるように、被疑者の身柄を取り押さえ、拘束することを指します。

逮捕には3種類の方法があり、1つ目が通常逮捕と呼ばれるものです。通常逮捕の場合は、裁判所より逮捕令状が出された後、被疑者に対し逮捕する理由を告げてから身柄を抑えます。

2つ目は現行犯逮捕で、明らかに犯罪を行っている人物を見かけた際に、令状なしに身柄を抑えることです。現行犯逮捕は警察以外に、私人逮捕という扱いで一般市民でも行うことができます。

3つ目は緊急逮捕で、重罪を犯した犯罪者の身柄を抑える際、令状なしで逮捕することを指します。明らかに重罪が確定していて、令状を待ってからでは対処が遅れる場合、この緊急逮捕で被疑者の身柄を抑えることができます。

起訴とは

起訴というのは、犯罪を犯したと疑われる人物の処遇に関して、検察が裁判所へ審判を求める行為です。起訴された時点で刑事裁判が行われ、その人物が有罪か無罪かを裁判官が判断します。

更に有罪の場合は、具体的にどのような刑罰を行うかも取り決められ、懲役期間や執行猶予期間などが決まります。また、起訴の反対は不起訴となり、起訴するかどうかの判断は全て検察に委ねられます。

なお、検察は十分な証拠を固めた上で起訴という判断をするため、起訴されたらほぼ確実に有罪となります。統計上でも99%の確率で有罪になっていますので、起訴されたら有罪になると考えてほぼ間違いないでしょう。

書類送検とは

書類送検は、警察が取り調べなどの捜査内容を記した書類を、検察に書類で送致することです。通常被疑者を逮捕した場合、その身柄を48時間に検察へ送らなければなりません。これを送検といい、更に送検後24時間以内に起訴するかどうかの判断が行われます。

しかし、軽い犯罪に対しては身柄の拘束を行わず、取り調べや事情聴取などで捜査を行う場合もあります。この場合、被疑者の身柄ではなく取り調べ調書などを検察に送り、起訴するかどうかの判断を仰ぎます。これを書類送検と呼び、主に軽犯罪に対して行われることが多いです。また、書類送検だけでは前科とはなりませんので、経歴に傷がつくことはありません。

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