法事の種類と年忌法要について

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法事や法要は亡くなった方の命日を起点に何回も行われます。江戸時代の戸籍管理が慣習として根付いた儀礼なので、仏教本来の教えとは関係なく、実際、現在では法要をすべて行わない家庭も多いです。しかし、一般常識として法事や法要の種類は最低限知っておいた方がよいでしょう。

法事とは追善法要のこと

法事といえば、一般的には追善法要のことを指します。追善法要とは、故人の冥福を祈って遺された人が善行を積むことです。その種類は大きく分けて忌日法要と年忌法要があります。

忌日法要は、初七日や四十九日の法要のように故人の命日から7日毎に行うのが基本なので、もともとは二七日(14日目)、三七日(21日目)、四七日(28日目)、五七日(35日目)、六七日(42日目)の法要もありました。しかし、現在ではこれらは省略されることがほとんどで、多くの場合、初七日の次は49日目の四十九日法要となります。

年忌法要の数え方

年ごとに行われる法要が年忌法要です。年回法要とも言います。一周忌や三回忌などがそれです。なお、一周忌は亡くなった年の翌年ですが、三回忌は3年後ではなく3年目になることを覚えておきましょう。

例えると、2019年に亡くなった方の三回忌は2021年になります。七回忌も亡くなってから6年後で、それ以降も同様です。

一周忌と三回忌は特に重要度の高い法事であるため、親族のほか故人の友人や知人も招くことが多く、準備にも時間をかける必要があるため、日付を間違えないように気を付けましょう。

年忌法要は「三」と「七」の付く年に行われる

年忌法要では、「三」と「七」の付く年に大きな法要が行われます。三回忌の次は七回忌で、その後も十三回忌、十七回忌、二十三回忌…と続いていきますが、七回忌以降の法要のやり方は地域や宗派によって大きな違いがあります。

一般的には、故人の家族が僧侶を家に招き、読経してもらって故人を偲ぶというものですが、やり方に特に決まりはなく、七回忌以降は行われないこともあります。

なお、年忌法要は五十回忌、百回忌、百五十回忌…のように、50年ごとに「遠忌」としていつまでも続いていきますが、五十回忌以降は開山の祖や中興の祖など高僧に対しての法要であり、民間の場合は三十三回忌が「弔い上げ」として最後の年忌法要になります。

弔い上げの後はお寺に永代供養をお願いして、それ以降は親族が集まる法要は行われないのが一般的です。また、回を重ねるごとに故人を知る人が少なくなるため、最近では十七回忌を弔い上げとすることも増えています。

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