事実婚や内縁とは?同棲との違いはなに?

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「事実婚」や「内縁の妻」という言葉はよく耳にしますが、法律上の意味をご存知ですか?「正式には結婚していないけど、夫婦同然の関係にある男女」という理解で基本的には正しいですが、事実婚と内縁の言葉の意味の違いや、同棲とは何が異なるのかについて詳しく知っておきましょう。

内縁とは

男女が法律的にも婚姻関係にあると認められるには、婚姻届を提出する必要があります。婚姻届の提出がないと、たとえ何十年生活をともにし、他の夫婦と何ら変わらない状態にあるとしても、法律上では夫婦とは認められないわけです。

自らの意思でお互いが夫婦の認識を持って、一般の夫婦関係と同様の関係を送っている場合、この二人の関係を内縁関係と呼びます。ただ、内縁関係と呼ぶだけで法律上は他人同士なので、婚姻による義務や権利は発生しません。

事実婚とは

内縁の意味がわかりましたが、では、事実婚とは何でしょうか?実は、事実婚も内縁関係も同じことを表しています。両者は別物と思っている人もいますが、呼び方以外何の違いもありません。では、なぜ事実婚という言葉ができたのかというと、内縁という言葉にネガティブなイメージを持つ人がいるからです。

内縁と聞くと、「何か人に言えない事情があって結婚できないんだろう」と思う人がいるため、そういうネガティブな事情はないことを伝えたい場合や、お互いの意思で選択的に内縁関係を選んでいることを主張したい場合には、事実婚という言葉がよく使われています。

内縁関係なら苗字を変えなくてよい

法律上の婚姻関係を選ばず、あえて内縁関係を結ぶ人たちにとって、苗字を変更しなくてよいことが理由になっているケースが多いです。結婚すると夫婦どちらかの苗字を選んで、二人とも同じ苗字にならないといけません。

夫婦別姓の議論は長年されていますが現在のところ法的には認められていないため、戸籍上の苗字を変更したくない場合は、あえて内縁関係を選ぶというケースがあります。

同棲は同居しているだけ

このように、内縁であれ事実婚であれ、婚姻届を提出していないだけで、二人の間にはお互いの意思で夫婦関係が結ばれていることが原則です。ですので、ただ恋人同士が同棲しているだけでは内縁関係や事実婚とは呼びませんし、一方が相手のことを夫婦同然だと思っていても、もう一方にその意思がない場合も同様です。

お互いに夫婦関係を認めていて、周囲に内縁関係を証明したい場合は、住民票の届け出の際に、続柄の欄に「妻(見届)」や「夫(見届)」と記入するなどの方法があります。

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