ビザが必要な国とそうでないところがある
海外旅行をするにあたって、ビザと呼ばれるものが必要というのは知識として理解している人も多いでしょう。しかしビザが海外に行くときに必要になるかどうかは、ケースバイケースです。
ビザは観光目的や報酬の伴わないビジネスなどの短期間の滞在であれば、必要ないです。しかし留学やビジネス目的の場合、ビザが必要です。また短期旅行でもビザが必要なところと不要なところがあります。
たとえばイギリスやオーストリア、メキシコは180日以内の滞在であれば、ビザは必要ないです。ただしオーストリアの場合3か月以上滞在すると、別のシェンゲン加盟国を経由しないほうがいいです。
アメリカなどは90日以内の場合、ビザなしでも滞在可能です。韓国は90日以内、中国は15日以内と国によって対応は異なります。ただしこれらの期間であっても、留学や商用目的であればビザ取得の必要があります。
ビザはどうやって取得するのか
もしビザが必要な場合、訪れようと思っている大使館や領事館の領事部に申請します。申請書とパスポート、手数料が必要です。
またビザの種類によって財政証明書や警察証明書などの必要書類も添付しなければならない場合もあります。交付までは多少時間のかかることも頭に入れておきましょう。
早くても2~3日程度かかりますし、場合によっては1か月くらいかかるケースも見受けられます。出発の2~3か月前までに申請しておいた方が、交付がなかなか受けられずにやきもきすることもないです。
永住できるグリーンカード
アメリカでは外国人にずっと国内で生活することを認める移民ビザを発行しています。この移民ビザの身分証のことをグリーンカードといいます。
グリーンカードの取得方法は大きく分けて2パターンがあります。それはアメリカ国籍を有する人と結婚する方法です。そしてもう一つはアメリカの企業に入って、ビザサポートを受ける方法です。両者を比較した場合、前者の方がグリーンカードは取得しやすいといわれています。後者は同時多発テロやリーマンショック以降は、非常に狭き門となっています。
グリーンカードの取得方法
グリーンカードの取得方法ですが一般的には、アメリカ国務省の募集に応募する方法です。例年毎年秋ごろにホームページで募集がかけられます。ただし毎年決まっているわけではなく、時期はまちまちです。
応募から当選までのすべての手続きはネット上で行われます。当選発表時のアナウンスなどもないため、自力で情報収集する必要があります。しかも募集期間は1か月程度ですから、夏の終わりに差し掛かったら、こまめに国務省のホームページをチェックすべきです。
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