いちごの季節になってきましたね。いちご狩りに出かけたり、レストランやカフェ、ホテルのブッフェなど、様々なところでいちごを使った商品やフェアが始まっています。真っ赤ないちごを見るだけで気持ちが高ぶる人も多いのではないでしょうか。
いちごの種類はどれくらいあるの?
技術の発達により一年中いちごを生産し食べられる環境にある日本です。北海道から鹿児島まで様々なところで作られています。実は、いちごは品種改良が比較的簡単とされており、その土地の気候や環境に合った新品種がたくさん誕生しているのです。その数は約300種とも言われており、海外に見かけるいちごが日本の品種ということも珍しくないのです。
ちなみに、2018年に行われた平昌オリンピックのカーリング競技・女子の休憩タイムで選手たちがいちごを食べている映像が有名になり、真っ赤ないちごがすごく美味しそうにうつっていたことも記憶に新しいです。
いちごが嫌いという人はあまり聞かないくらいにみんなに愛されているいちごですが、有名な名品種のものから新品種までどんな種類のいちごがあるのかざっと紹介します。
いちごの名品種
とちおとめ(栃木)
あまおう(福岡)
とよのか(福岡)
ゆめのか(愛知)
紅ほっぺ(静岡)
章姫あきひめ(静岡)
さがほのか(佐賀) など。
スーパーなどで比較的よく目にする品種です。地域にもよりますが、いちごの品種は?と聞いてここらへんの名前がよく出てくるのではないでしょうか。
いちごの新品種
新品種は今まで作られてきたいちごをかけ合わせて作られたものが多く、形や味を受け継いで新たな味を作りだすという特徴もあります。
あまりん(埼玉)
チーバベリー(千葉)
ハナミガキ(宮城)
いちごさん(佐賀)
恋の香 こいのか(長崎)
ベリーツ(大分)
ミルキーベリー(栃木)
信濃ベリー(長野)
おいCベリー
きらぴ香(静岡)
珠姫たまひめ(奈良)
さきひめ(佐賀) など。
縦長だったり幅広だったり、小粒だったり大粒だったりと、形や大きさで見分けることができる品種もたくさんあります。さらに表面の粒の大きさや、色の出方、とくに真っ赤だったり真っ白ないちごも最近の流行りとなっています。真っ白だから甘くなさそうと思って食べてみるとすごく甘い!なんてことも珍しくありません。
この他にも数え切れないほどの新品種が開発されて市場に出回っています。中には生産している農家の数があまりにも少ないため、その土地の近くの売り場にいかないと買えないという入手困難なレア品種もたくさんあります。みちの駅だったり地元のスーパーで出会えたらラッキーという品種もあるそうです。
いちごの保存方法
いちごは食べるときに水洗いをしましょう。洗ってから冷蔵庫に入れたい気持ちは分かりますが、食べないのに水洗いをしてしまうと水分を含んで水っぽくなってしまうので洗うのは食べるときで十分です。
ヘタも同様で、食べるときに取るようにしましょう。傷んでいるいちごがあると新鮮ないちごまで影響を受けることがありますのでチェックも必要です。
スーパーや店舗で売っているいちごは買ってきたら出来るだけ早めに、新鮮なうちに食べることをおすすめします。
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